がたの韓国雑記帳(第3回)
これを書いている時点(2021年2月上旬)でNetflixにて配信されたばかりの2作品、韓国ドラマ「悪霊狩猟団: カウンターズ(原作ウェブトゥーンタイトル"驚異的なソムン")」と韓国映画「スペーススウィーパーズ(原題"勝利号")」のクオリティの高さに驚いているわたくしです。こんにちは。
韓国エンタメ、本当に凄いことになってきてますね。そしてまたウェブトゥーン原作のドラマですね。ウェブトゥーン、きてますね!(自分に言い聞かせ)
と、その「悪霊狩猟団」にはカルグクスが大々的に出てくるんですよね。そういえば韓国でカルグクスって食べたことってないかも…なんて思いながら観ていたのですが、ついさっき思い出しました。初渡韓時に初めて入ったお店でカルグクス食べたことを笑 いやー自分の記憶なんてこの程度ですね…。
でも言い訳させてもらうと、そのお店のキムチが無茶苦茶クセの強い系だったんですよ。テーブルついて注文してすぐに出されたそのキムチ、一口食べてこの後の2泊3日やっていけるのか不安になりましたからね。本場はこんなクセ強いの!?って。そのキムチ体験直後のカルグクスはわりと淡白な味ってこともあり記憶の奥底に深く深く沈んだんですよ、きっと。
あ、ちなみにその後に行ったお店ではわりと想定内のキムチしか出てこず、たまったま最初のが強烈だっただけ、でしたね。あとそのキムチ、クセは強いけどマシッソヨでしたよ。
さてと、話が食べ物ネタにスライドしたところで今回は"冷麺"について書いてみましょうか。
このような状況になり「渡韓ロス」の方も多いと思われます。そして「冷麺ロス」の方もさぞや多いのではなかろうか?とSNSを検索してみたところ…。"盛岡冷麺ロス"って言葉ばかり出てきて、アレレレと笑
え、皆さん本場韓国の冷麺ロスにはなってないのですか??いや、きっと自分の検索能力がザル過ぎてまったくキャッチできてないだけですよね??もしくは"冷麺"って書くと禁断症状出ちゃうから敢えて書かないとか??
じゃあ自分はどうなんだ、と言いますと。元々渡韓は5年に1回ぐらいのペースで、最後の渡韓は3年前。てことは…あと2年は大丈夫!だと思います!
ところで冷麺好きの皆さん(い、いますよね?)は、やはりお気に入りの冷麺店があるのでしょうか?そして渡韓の度にそこを訪問して「うむ、今回はスープが過去最高だな」などと堪能したりするのでしょうか?そういう楽しみ方、ホントに憧れます。
自分の場合はさっきも書いたように渡韓回数自体が少ない&間隔が長い為、その度に違うお店に行きたい欲が出てしまうんですよね。なにせ冷麺店っていっぱいあるじゃないですか。そうやって今までに行った軒数を数えてみると13軒。えっ少なっ!しかも同じお店の支店も2軒あるのでそれをカウントしないと11軒。こうやって改めて数えてみるとまだまだだなーと実感。しかも数年ごとなので味の記憶もぼんやりしちゃってますよね…。そんな状態での自分のベスト冷麺店は…まだ未熟な為あげることは出来ません!ただし今まで行ったお店の味はどこも満足で、イマイチかなーって店は皆無だということは書いておきます。
ではこの辺でMY思い出話、韓国での初冷麺体験を書かせてください!
もう15年ほど前になりますが初渡韓時、本場の冷麺も食べてみたいなと向かったのは오장동(オジャンドン)。当時はまだ平壌冷麺の存在を知らないThe未熟者でした。冷麺といえばオジャンドンってところみたいだぞ、と浅すぎるリサーチのみの知識でそこに数軒ある冷麺店は咸興式冷麺だということも当然知りませんでしたね。ホテルの前で乗ったタクシーの運転手さんに緊張MAXで「オ、オジャンドン ジュセヨ」と告げたところ、「あー、冷麺食べに行くんですか?」と日本語で返ってきたのを覚えてますね笑
そして入ったお店が 오장동흥남집(五壮洞興南チッ)
注文したのはエイの刺身がのったフェネンミョン(刺身冷麺)。これが想像以上の美味しさでホントに驚いたものです。お好みでかけてねと卓上に置かれた無課金アイテム(調味料)の中には砂糖とごま油があり、麺の上に乗った辛口タレにほんの少し砂糖をかけると味がグッと深まり、ごま油がまたさらに風味を増幅させ、とにかくこの世のものとは思えない味だったと記憶。ええ、15年前なので盛ってるところがあると自覚してますケドね。でも、あまりの美味しさにその後1週間は思い出すと口の中によだれが広がりましたからね!そんなの漫画でしか無いかと思ったらホントになるんだ!って笑
なんて書いてたら再確認したくなってしまったので次回渡韓時はこちらを初めての同店舗リピートすることに決定!しかし気軽に行けるようになるのはいつになることやら…
その5年後にソウルで平壌式冷麺を初体験。あれも感動したなー。
最新の韓国での冷麺エピソードは2018年、昼時に冷麺店を3軒はしごしたことですが…それはまた別の機会に書こうと思います。ってもったいぶる話でもないんですけどね
しっかし韓国で美味しい冷麺を体験してしまうと日本で食べれる冷麺にほぼ満足できなくなるのは困ったものですよね。そんな自分は最近冷麺スープを自作するようになりました。麺の自作はさすがにハードルが高いので手を出していません。
MY自作スープは極簡単。水に牛のかたまり肉と塩と白醤油(orうすくち醤油)を入れて煮込むだけ。これソウルの某名店のレシピだそうですよ。もちろんお店のものは1つの鍋で牛肉40kgとか使うので家で少量を作るのとは全然違うとは思いますが、でもまぁまぁの味は楽しめます。そのレシピには肉の部位名で"양지(ヤンジ)"、"사태살(サテサル)"と記載されていたんですが、ヤンジはそう表記されて売られているのを大久保のスーパーで発見!サテサルのほうはスネ肉だそうです。
これが"ヤンジ"だ!
出来上がったスープをろ過して冷蔵庫で冷やし、そこに市販の麺で食べてますが、いつの日か自作した麺で食べたい!というのが最近の自分の夢ですね!
冷蔵庫内で黄金色に輝く自作スープ
0コメント