がたの韓国雑記帳(第4回)
おひさしぶりになりましたが、今回の韓国雑文をお届けいたします!
最近関心を持った韓国ものと言えば、映画「楽園の夜」を観てムルフェを食べてみたいなーって思ったぐらいでしょうか?検索してみると都内でも食べられるところがあるみたいですが、韓国で食べるのに比べると…みたいなレビューが目に入ってきますね。やはりこれも本場でないと味わえない料理なんでしょうか。
先の見えづらいこの状況下、本場のムルフェを食べるのはいつの日になるのだろう…、なんて書いていると暗い気分になってしまいますよね…。そんな時は明るい韓国音楽でも聴きましょう!
そんなわけで、今回紹介するレコードはこちら!
야차 (Yacha) 1集 [1990]
韓国の男性アイドルグループの歴史を語るときに必ず出てくる名前がソバンチャだと思います。そう、日本の少年隊をモデルにしたとされる80年代後期に活躍した三人組ですね。で、その次に出てくるべきなのがこちらのYachaだと思うのですが…。とにかく映像を観てもらいましょう。アイドルは動画観てなんぼ!
야차 - 애타는 마음 (1990)
わぉ!ローラースケート!
こちらのYachaをプロデュースしたのは韓国メタルバンド 白頭山のボーカル ユヒョンサン氏という方なのですが、彼が新事業模索の為日本に視察に来て注目したのが中森明菜と光GENJIだったそうです。そしてまずは女性歌手イジヨンをデビューさせ、次に企画し1990年にデビューしたのがYachaとなります。
Yachaのリーダーだったチョジンス氏は元々プンスドゥルという男女混成ボーカルプロジェクトグループの一員でしたが、ユヒョンサン氏の目に入りYachaのメンバーに。最初はソロでデビューという話がやはりグループで、ということになったみたいです。よくありそうなお話ですよね。
ちなみにブンスドゥルは89年にアルバムを出しているのですが、そのA面1曲目「Only You」はオールディーズ歌謡の名曲だと思いますね。アルバムの他の曲も基本オールディーズ風なんですが1曲目に力を入れ過ぎているのが見え見え、そんな1枚です。ちなみにちなみに自分の持ってるレコードは盤が反りまくっていて普通にかけるとプレイヤーのアームが跳ね飛ばされます笑
[1988] 푼수들 - 오직 그대뿐 (Only You)
話をYachaに戻しまして、リリースされた唯一のアルバム紹介でもしますかね。
5人のメンバーが派手派手な衣装を身にまといポーズを決めているジャケ。ジャケ裏にも歌詞カードにもメンバー名の表記はなし。おそらくセンターの方がリーダーのチョジンス氏…なのかなー?
A1 「애타는 마음(エタヌン マウム)」さきほどの動画の曲ですね。彼らの代表曲ではないでしょうか?この曲はYachaのオリジナルではなく、プロデューサーがボーカルだった白頭山も歌っていました。さらにその前には韓国ファンクバンド 愛と平和(サラングァピョンファ)のアルバムにも収録されていまして、それがオリジナルでしょうか。元々はロック調の曲を元気ハツラツな歌謡曲にアレンジ。
A面の2~4曲目はプロデューサーのユヒョンサン氏作曲のナンバーが続きます。掛け声やコーラスがアイドル感あふれていていい感じですね。個人的にはドリーミーなシンセが鳴り響く3曲目が好きですね。
B面の4曲は故キムチャンナム氏の作曲。キムチャンナム氏は80年代後半に活躍した2人組ダンスポップユニット トシアイドゥル の方ですね。トシアイドゥルに通じる軽快なダンスポップナンバーが続きますが、自分たちの名前を冠したB1「Yacha」がやはりイイですね。「ウリヌン ヤッチャー!」のサビに続く「Y!A!C!H!A!」のアルファベット連呼からの「ヤチャヤチャヤチャヤチャ」ときて「ヒュー!」と控えめに盛り上がる感じ、素晴らしいので是非聴いてみてもらいたいですね。
アルバム最後にメンバーの自己紹介が入っているのも微笑ましくて良いです。
Yachaはこのアルバム1枚を出した後メンバーの兵役もあり解散。リーダーのチョジンス氏は退役後に男女混成ダンスグループ ZAMを結成、DSPからデビューします。そうあのKARAとかのDSPです!
余談ですが、DSPを設立した故イホヨン社長がその前にいた芸能事務所で発掘、マネージメント担当した中にソバンチャもいるということを今回調べものしていて知りました。へーー。
ところで今回この文章を書くにあたり、韓国のページを検索&自動翻訳で調べ物をしたわけですが、Yachaは日本語wikiページがあってびっくり!韓国版のwikiにもないのに!
そんなわけで今回はYachaの紹介でしたー。
【冷麺近況】
以前より牛出汁スープの自作は何度かやっていましたが、最近家庭用の押し出し式製麺機を購入。メインの用途は十割蕎麦打ち(これがびっくりするぐらい美味しい蕎麦が家で打てるんです)なのですが、蕎麦粉と澱粉とで冷麺の自作も研究中。いまのところコレ!ってのが出来ずにいますが、ここにいい報告が出来るよう試行錯誤していきたいと思っております。
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